シートフローリングこそコーティングする必要がある

そもそも従来のフローリングでは表面の仕上げ材である単板には無垢の突板が当り前でしたが
最近では木目柄プリントを施したオレフィン系シートフローリングが主流になりました。
売りは本物の木では無いので「ワックス不要」いわゆるメンテナンスフリーなフローリングなのです。
ここで勘違いして欲しくないのはメンテナンスフリーとはメンテナンスのしようが無いフローリングなんです。
木目柄を書いてある紙をべニアに張り付けてあるフローリングで一応表面には薄いフィルムが加工してあります。
このおかげでスリッパで歩行する程度でしたら直ぐに紙が剥がれたりはしません。
ですが小さなお子様やペットなどが雑に扱いますと紙素材ですので簡単に剥がれてしまい下地のべニアが
見えてきます。
それと紙素材ですので水分の吸収率が非常に高く染み込んだ汚れは簡単に落ちなくなります。
それを抑制できるのが油性塗料のフロアコーティングなんです。
UVコーティングやシリコンコーティングの油性塗膜は外装用の油性塗料ですので水で剥がれる事もなく
強靭な硬質塗膜形成を施しますので紙素材であるシートを保護する事ができ長期的にフローリングを
綺麗にお使い頂けるようになります。
(フローリングを守る為でありコーティングの表面には傷は付きます)

シートフローリングのコーティング施工は難しい

表題の通りコーティング塗料は基本、突板への塗装を前提に設計されていますので紙素材である
オレフィン系への施工は難しいのです。
まず、トップコートには問題無いのですが直接フローリングへ塗布するベース素材であるプライマーは
オレフィン系シート専用を使用する必要があります。(高価ですが)
また専用のフラットモップで塗布するのですが突板と同じ量の塗布では駄目です。(詳細は企業秘密)
量だけでなく塗り方にもコツがあります。
これらを守らないと突板同様の綺麗な仕上がりにはなりません。
経験豊富な技術とノウハウが必要なんです。
その為か最近良く失敗した例も良く見かけます。
シートフローリングへの施工で艶が無く仕上がりにムラのある場合は失敗例です。
またシートフローリング専用下地材のプライマーを使用しないと床材との密着も悪く塗膜が割れる懸念もあります。

必要の無いコーティングもある

最近では素人客を相手に不安を煽り必要の無いコーティング施工を勧める業者が居ます。
例えば壁紙やトイレの便器など費用対効果の望めないものを過大解釈してみたり
フローリング用コーティングの値引き代わりにサービスと称してみたり
あの手この手で消費者を煽ります。
実は無償サービスとは言え必要の無いものであればお客様にとってはサービスでもなんでもありません。
本体価格であるフロアコーティングの価格が正直な価格です。
そこで判断をしないと高い買い物になります。
またサービス施工で釣るという事はフロアコーティングの施工自体に自信が無いか価格に自信が無いとの
どちらかでしょう。
安い買い物で失敗をされませんようにご注意ください。

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